子連れ離婚を考えている方、子連れ離婚をした方は、一度目を通してほしい。
オンライン版親教育プログラムが開発されました。このプログラムでは、離婚後に元配偶者と子育てを続けるための心構えを学習することができます。
「両親に育てられることが子どもにとって大切だ。」という考えに異論を持たれる方は少ないと思います。この考えは、子どもの権利条約にも記載されています。このプログラムは「両親の離婚後も両親が共に子どもを育てる」ために、当事者はどうすべきなのか、支援者はどうふるまうべきなのか、大きな指針になります。
このプログラムはアメリカのプログラムを翻訳したためなのか、日本の離婚文化にそぐわない面があるかと思います。日本では「両親の離婚後も両親が共に子どもを育てる」という考えが普及していません。そのため子育てをめぐって対立する元夫婦がいると、どちらかの親を子育てから排除することでしか解決を図ることができません。「ここは日本なのだから、アメリカのやり方はそぐわない。」ととらえるのではなくて、「アメリカから見たら日本のやり方は子どもの視点が欠如しているよね。」ととらえていただけると嬉しいです。
オンラインプログラムは手軽である一方で、一方的な情報伝達にならざるを得ません。地域で離婚後の子育てについてのプログラムが開催され、さらに当事者会が開催されるように、活動を続けていきたいです。
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