アサーティブトレーニング基礎講座に参加して(2)
私は今までに2回、アサーティブトレーニングのテーマ別2時間講座を受講しました。テーマ別講座では主催者によりシナリオが決められていました。
今回はシナリオを受講者に考えさせていました。ファシリテーターは、シナリオが講座の運営上適切か判断し、参加者に再考を迫りました。私の葛藤や人生における失敗事例を扱う場合、ファシリテーターからのそのシナリオをやめるように促されました。
ロールプレイでは、全ての参加者がファシリテーターからフィードバックを与えられる機会がありました。またどの参加者も2日のうち1回は発言をするように促されていました。
時間管理が比較的厳密に行われていました。例えばペアで感想を述べ合う時間が2分、シナリオを考える時間が5分、シナリオに沿ってロールプレイをするのが1ケース20分でした。
メンズカウンセリングでのワークショップの概要
メンズカウンセリングでおこなわれたワークショップは、進行が違いました。
まず参加者が近況報告をし合います。それから30分から1時間ほどファシリテーターから講義があります。講義内容はその時々によって違います。それからプリントが配られ、ワークショップが行われます。私が参加した時には、「私の家族」「私の大切なことの歴史」と言った内容でした。参加者各々がプリントに書き出した後、小グループごとにその内容を発表し合いました。最後に今回のワークショップで気がついたことを発表し合いますが、時間が余るとさらに発言の機会を与えられました。
発言時間も、発言内容も、とにかく自由でした。テーマから脱線することも歓迎されました。発言内容に制限がなく、社会規範から逸脱する内容も許容されました。その反面、参加者があまり語らない場合は、時間をもてあましがちでした。
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