アサーティブトレーニング基礎講座に参加して(1)
はじめに
先日アサーティブトレーニング基礎講座に参加してきました。2日間、のべ12時間に及ぶ講座でした。私は受講生としての視点だけではなくて、ファシリテーターとしての視点、サポーターとしての視点、プログラム作成者としての視点でも参加していました。そのためか時折ファシリテーターや他の参加者から違和感を持たれました。
私は家族再生センターのメンズカウンセリングのワークショップにも何度か参加しています。ここではアサーティブトレーニングの手法とメンズカウンセリングの手法を対比しながら、考察していきたいと思います。
共通点
- コミュニケーショントレーニングであること。
- 参加者同士が意見交換をすることで、自分を客観視できること。
相違点
- 想定する参加者。
- 自己肯定感を取り戻すためのアプローチの仕方。
- 進行の仕方。
アサーティブトレーニング基礎講座の概要
まずコミュニケーションパターンについて講義がありました。そしてアサーティブコミュニケーションを行う上で、12の権利と4つの柱についての話がありました。
続いてロールプレイに移りました。基礎講座では、「お願いする」と「断る」の2パターンを練習しました。まず参加者はロールプレイで扱うシナリオを決めました。続いて3人ごとのグループに分かれて、それぞれのシナリオに沿って3回ロールプレイをしました。参加者および相手役はポイントに沿ってロールプレイの内容を振り返った後、観察者が感想を述べました。
最後はほめる・ほめられるというワークショップで終わりました。
どのような講座であるかの詳細は、アサーティブ・ジャパンのホームページに詳しく書かれています。
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