「当事者主権」を読み始めて
昨日から以下の本を読み始めました。2003年に書かれた少し古い本です。
「そで」に書かれている文章を要約します。
問題を抱えているとみなされている当事者たちが、「自分のことは自分が決める。」と活動を起こしました。この本は障害者の自立生活センターの活動事例を示しつつ、自立・専門性・社会についての提言です。
私は「離婚後の共同子育て」を日本に広げるべく活動を行なっています。しかし当事者が団結できないこと、活動家が数年で入れ替わってしまうことが問題だと感じていました。
当事者が活動をしなくなることは、その当事者が離婚のダメージから回復したことの表れかもしれません。しかし離婚により子供との交流が断たれる親や子どもたちは再生産されていきます。「定型的な家族」を規定しにくくなっている現在において、離婚後もそれぞれの親が子育てに関与するスタイルが広く社会に認識された方が良いと考えます。
この本に触発され、私は「日本に共同子育てを広げるために、どのような活動が必要か」という問いを立てました。そしてこの問いをに応えるため、まず障害者の自立支援センターの活動と「離婚後の共同子育て」を求める当事者の活動を対比することに意義があると考えました。今後何人かの活動家にインタビューしてみようかと考えています
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