カール・ロジャースの理論に触れる
先日メンズカウンセリング講座に行きました。その際に「カール・ロジャーズの基本くらいは知っておかなくては。」というご意見をいただきました。確か以前カール・ロジャーズの本を買いましたが、読まずに段ボール箱の中にしまっておいたはずです。早速段ボール箱の中を探してみたら、ありました。
私が読み始めたのは、「カール・ロジャーズ入門 自分が“自分”になるということ」という入門書です。ロジャーズはクライエント中心療法で有名です。私はこの治療法はいささか時代遅れではないかという先入観を持っていたので、読むのを後回しにしていました。
前半4分の1の伝記の部分を読んで、ロジャースの人生とカウンセリング理論の発展を同時に知ることができました。ロジャーズは大学や研究機関を渡り歩く中で、大きな功績をあげました。同時にロジャーズも家庭や仕事の悩みを抱えた、一人の人間なのだなということがよく分かりました。学術書としてではなく、読み物として十分楽しめました。
さらに本を読み進めて、ロジャーズの手法について理解を深めていきたいと思います。
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