広報まつもとを読んで、しみじみしました。
以前住んでいた松本市にふるさと納税をしました。各種書類と一緒に、広報まつもとが届きました。ほんの数カ月前まで松本に住んでいたのに、とても懐かしく感じました。
松本マラソンのコース沿いの小学校で、松本マラソンに合わせて金管バンドが演奏すると言う記事がありました。私の長男はその小学校に通っていました。金管バンドの部長は、かつて長男の同級生でした。
松本に引っ越したのは、長男が小学校1年生の時でした。松本では私も元妻も、辛い気持ちにふたをしながら何とか共同生活をしていました。私と元妻が離婚を選ばなければ長男が松本マラソンで金管バンドの一員として演奏していたのではないかと思います。
長男にかつての同級生の姿を見せたら、どう思うだろうか? 松本で家族を維持していたかったと思うだろうか? それとも静岡での暮らしが充実して、松本の暮らしを懐かしく思わないだろうか? たぶん長男は後者でしょう。
私は別居親として静岡に暮らす、今の生活が好きです。時間のゆとりができたし、元妻と顔を合わせるたびにダメ出しされることはないし。元妻のためではない、自分の人生を生きている感じがします。
私と元妻は二人では関係を維持することができず、離婚を巡るやり取りの中で一時はかなり対立してしまいました。私はもう元妻への未練はないけど、元妻は私を敵視しています。あの時私たちの心に寄り添ってくれる仕組みがあれば、私たちは対立することはありませんでした。それどころか適切な支援があれば、今でも家族を維持していたのではないか。
私は支援者として力をつけ、より多くの家族、特に子供達がそれぞれの幸せをみつけるお手伝いをしていきたいと思います。
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