5月12日日曜日に、静岡市の常葉大学で上映会が行われます。Coそだて株式会社は全面的に協力・協賛することにいたしました。映画を通じて、男女の抱える生きにくさについて考えることができると思います。映画の詳細については、上映会のリンクをご覧になってください。

この度「男女の抱える生きにくさ」とは何か、という指摘を受けました。私は、性的役割分業によって規定された生き方が男女の抱える生きにくさの源であると考えます。

THE RED PILLでは、女性権利活動家、男性権利活動家が何人も登場します。女性権利活動家は強い態度で男性を批判し、男性権利活動家は男性だからこそ被る不利益を主張します。結局それぞれの立場で生きにくさをかかえているのがよくわかります。

「男性が外で稼ぎ、女性が家庭を守るという性的役割分担」に何の疑いもなく従うことが出来る人は問題がありません。しかしながら性的役割分担に違和感を持つ人たちもいます。私もその1人です。私は男性ですが、私も当たり前に家庭参加したいです。男性の私にも家庭参加を出来る選択肢が欲しいのです。

男女共同参画というと、女性の社会参加ばかりが取り上げられます。しかし男性の家庭参加という視点での議論がとりあげられることは稀です。この視点から考えてみると、男性は経済活動への参加を強制されており、家庭参加を妨げられていると言った側面が見えてきます。

私は男性権利活動家として、女性権利活動家を強く攻撃することはできません。私が変わった生き方をしていることを、粘り強く社会に伝えて行きたいです。そして私の子供の世代が大人になる頃には、少しでも雰囲気が変わっていることを信じたいです。

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