面会交流事例検討会に参加する。

 NPO法人ウィーズ主催の、面会交流支援の事例検討会に参加しました。ウィーズの面会交流支援の質の高さ、検討会の運営の質の高さに感心しました。

 事例検討会は高田馬場の貸し会議室で行われました。ウィーズから2人、一般から7人の参加者がありました。参加者の方々は、当事者支援団体や、先日の「日本離婚再婚家族と子供の研究学会」でお会いした人たちがが何人かいらっしゃいました。

 まずウィーズが面会交流支援を行った1事例の紹介がありました。
 同居母親、別居父親とウィーズ支援員2人で面談を行い、具体的な面会交流プランが決まりました。それからウィーズは面会交流前後に、当事者双方と電子メールによるサポートが行われました。当事者双方からのメールを通して、面会交流前後の実情(主に当事者双方の面会交流に対する思い)が明らかになってきました。

 その事例を通じて、「支援を行う前の課題」、「当事者が乗り越えられた課題」、「当事者が乗り越えられていない課題」の点から、グループごとに話し合いました。それから「支援者からみた課題」、「面会交流支援を終了するための方針」について考え、発表を行いました。

 ウィーズは何例かのケースを支援しているので、毎日平均して47件もの当事者からのメールを扱っています。同居親・別居親ともに面会交流に関わる葛藤を共有できる場がないため、当事者からのメールは時に頻回に、時に長文になります。その1通1通に当事者の感情面まで配慮したメールを返信しています。支援員の時間的制約から、電話でのサポートをしていません。

 ウィーズがされていることは、ソーシャルワークの中のペアレンティング・コーディネートという分野であり、離婚後の共同親権が行われている国では福祉事業として行われます。私のイメージでは、高齢者福祉や母子保健事業や失業者の就業支援と同類です。日本では財政的な支出がない中で、支援員の熱意により質の高い支援がされている事に、ただただ頭が下がりました。

 私は面会交流の受け渡しの場に数回立ちあった経験しかなく、当事者の間に立って双方の葛藤を和らげる支援をしたことがありません。当事者活動をしている中で面会交流支援をする人たちの話を聞くこともありましたが、一人では関われない領域の支援だと思っていました。今回の勉強会で、離婚後の共同子育てを社会に広げる上で避けて通れない領域であると思いました。いつでも支援員になることができる様にさらに研鑽をしてきたいと思いました。

Coそだて株式会社

私たちはカウンセリングなどを通じて、家族の心理的サポートを行っています。 〒420-8026 静岡市駿河区稲川1丁目4−19エスプラネードINAGAWA103号 tel: 090-3432-1888 e-mali: cosodate0820@gmail.com

0コメント

  • 1000 / 1000