面会交流支援

コンセプト

1)支援できるのは基本的に土日のみ。

 静岡駅徒歩圏内であれば、平日の夕方から夜の支援の相談には応じることはできます。


2)両親ではなく子供に対する支援。

 私たちは「両親と子供が自然に交流することが子供のためになる」という立場をとっています。私たちはそれを実現するために家族支援を行っています。


3)別居親だけではなく、同居親、お子さんとも面談します。

 面会交流を行うためには関係者の信頼関係構築が必要です。同居親やお子さんのニーズの聞き取りをさせていただきます。信頼関係構築のためには、あえて細心の注意を払って家族間の葛藤に立ち入ることもいたします。

 条件が許せば、同居親と別居親同士の話し合いに同席することもします。


4)支援の卒業を目指します。

 1年程度を目安に両親だけで面会交流を実施できるようになることを支援の目標とします。支援開始当初から支援終了に向けて数ヶ月単位の目標設定を行い、面会交流ごとにフィードバックを行います。


5)当事者の悩みに寄り添います。

 面会交流はもとより、家族問題全般のお話を聞きます。具体的には対面・ビデオ電話・音声電話などでカウンセリングを行います。またグループワークなどのイベントも行います。


6)私たちの費やした時間に応じてご負担をお願いします。

 事前面談、面会交流日の同行、フィードバックや追加のカウンセリングを含めて、原則として1時間3,000円で支援を行います。交通費や入場料については、実費負担をお願いします。費用は1ヶ月毎に請求いたします。

 仮に面会交流が実現しない場合でも、調整に費やした時間に応じての負担を請求いたします。

 費用分担については事前に当事者で話し合いをお願いします。

支援形態

1)付き添い支援・・・別居親と子どもの交流の間、支援員がずっと付き添います。

2)受け渡し支援・・・面会交流の開始時と終了時のお子さんの送迎を行います。面会中の付き添いは致しません。

3)連絡調整・・・面会交流の日時、場所の決定などを父母の間に入り調整致します。

4)間接交流・・・直接面会が認められない場合の手紙、プレゼント送付の中継を行います。

※1)、2)につきましては連絡調整も含みます。なお2)を選択される場合でも、初回は支援員の付き添いをさせていただきます。


ご利用条件

 ご利用には原則調停調書や審判所・公正証書など面会交流に関する取り決めがなされている文書が必要となります。元夫婦間にどんなことがあっても、また離婚理由の如何に関わらず基本的に受理致します。但し、攻撃的な方、一般常識のない方、横柄な方など事前面談で円滑な支援が困難だと判断される場合には利用はお断りする場合があります。

 取り決めがなされていない場合でも双方の同意が得られればご利用していただくことは可能です。しかしながら具体的な条件を決めきれずに面会交流が実現しないことが珍しくありません。面会交流が実現しなくても、支援時間に応じた請求いたします。


ご利用までの流れ

 子どもの父、母双方から別々にお申し込みをしていただきます。お申し込み後事前面談へと進みます。双方面談のあと子どもとの面談を行います(3歳以上)。その後父、母双方に改めてご利用の意思確認をさせていただき、契約書を取り交わした後に支援開始となります。


支援料金ついて

 事前面談を含め、支援料金は支援時間に応じて請求させていただきます。支援料金は当面1時間当たり3,000円とします。また面会交流支援に係るスタッフの交通費や保険料(面会交流一回につき200円)、施設入場料も合わせてご請求いたします。Coそだて株式会社は、これらの費用をあらかじめデポジットとして1ケースにつき20,000円をお預かりいたします。仮に父母間で費用負担割合が折半の場合、父、母から10,000円ずつお預かりいたします。


私たちの面会交流に対する思い

 私たちは子供と離れて暮らす親からの依頼で面会交流支援を行うことが多いです。そして多くは別居親が費用の負担をされます。ご利用くださる別居親の中には、「支払いの対価として思い通りの面会交流が実現するのが当然だ。」と考える方が少なからずいます。しかしながら私たちは家族支援の一環として面会交流支援を行うという立場であり、別居親が希望する面会交流の実現を保証することはできません。

 私たちは、子供は両親に愛される機会が保証されるべきだと考えています。そのためには離婚を経験した両親が、相手への悪感情を克服して、子育てのパートナーになる必要があります。しかしながら当事者だけで克服するのが困難であり、多くの離婚後の夫婦は没交渉となり、その結果子供は片方の親から愛される機会を失います。

 離婚に至るまでは、両親に多くの対立や衝突があり、相手への嫌悪感や不信感はあって当然です。心の傷が癒えるまでには長い年月がかかります。 しかし、両親が離婚時の悪感情を持ち続けることは、子どもに良い影響は与えません。子供にとっては離婚してしまったとしても「両親」であることには変わりません。例えば元配偶者の悪口を言うことは、子供にとっては「自分の半分を否定されている」ことになります。「子供にとってはどちらも親」という認識を、両親がまず持つ必要があります。 そして、子どもが親の離婚を受け入れ成長していくために、両親はどのように接していくべきかということを一緒に考えていきましょう。

 このように私たちが利用者さんとともに課題に向き合うことで、利用者さんが離婚後の人生をより豊かなものにすることができると確信しています。


2020年5月2日初版